入れ歯と歯医者のメインテナンスについて

入れ歯を作製して、問題なく使用することができても、定期的にメインテナンスした方が良いことを知っていますか？

そこで今回は入れ歯と歯医者のメインテナンスについてご紹介します。

 

【入れ歯の状態を確認する】

　保険の入れ歯はプラスチックの素材でできているので、長い期間使用していると少しずつすり減ることがあります。

　かみ合わせは少し変化があっても違和感を覚えるので、定期的に入れ歯のかみ合わせを確認しましょう。

　また、入れ歯自体が変形していないか、部分入れ歯の場合には『ばねの状態』が問題ないかを確認していきます。

　また、入れ歯の汚れ具合も確認が必要です。

　汚れたまま使用していると、その部分が歯ぐきに当たるので、腫れや痛みの原因になることがあります。

　歯科医院では入れ歯がキレイに清掃できているかも確認して、汚れがある場合には清掃方法を再確認することができます。

 

【口の中を確認する】

　総入れ歯の場合には、歯ぐきの部分で入れ歯を支えるので、歯ぐきの骨の状態が大切です。

　老化などで少しずつ骨に変化が出ることがあるので、骨の状態が入れ歯に合っているか確認します。

　また、入れ歯が当たって口内炎ができていないか、強く当たっている部分がないかを確認していきます。

　その他には口の中に歯が残っている場合には汚れがついていないか、歯周病になっていないかなど確認していきます。

　支えている歯がだめになると、入れ歯の面積が大きくなり、他の歯の負担が多くなります。

　入れ歯のばねをかけている歯は特に、失った部分も補っているので、負担がかかりやすく、定期的に問題がないか確認することが大切です。

　

【自宅での清掃方法を確認する】

口の中に汚れが残っている場合には歯科医院でクリーニングしますが、そのキレイな状態を保つために自宅でのケアをしっかり行うことが大事です。

汚れが残っている所の磨き方、デンタルフロスの使い方、歯ブラシの選び方など歯科衛生士がお伝えすることができるので、定期検診で気になったことはどんどん聞いてくださいね。

口の中をキレイな状態に保つには、自宅でのケアと歯科医院でのクリーニングやチェックが大切です。