当院の入れ歯治療の特徴

当院の入れ歯治療は、20年以上（※）の経験を持つ院長が担当いたします。

院長は大学から大学院時代に、入れ歯について９年間に渡って研究をしてきました。大学に在籍していた時は、保険の入れ歯を中心に経験を積み、補綴学（ほてつがく）の学位も取得しています。

補綴学とは、歯を失った場合に入れ歯などの人工の歯を使って噛み合わせ等の機能を補い回復させるための治療分野のこと。院長はこの分野を専門的に研究していました。

さらに、これまで身につけた知識や技術を入れ歯の作製に役立てるだけでなく歯学部学生への指導も行い、後進の教育にも携わっております。

「よく噛める」入れ歯を作るには、一つひとつの工程をしっかり行うことが大切です。ですがその技術の習得には、豊富な知識と経験、そして技術が必要とされます。そのため入れ歯治療の分野は、歯科医師になった後にも勉強を続けている人が多く存在します。

当院の院長は、そのような勉強を続ける歯科医師たちが参考にする「教科書」とも言える本の執筆に協力し、20年（※）以上の経験の中で得た知識と経験を、後進や入れ歯治療を学びたい歯科医師たちのために提供しています。

そんな院長が重視しているのは、「しっかり噛める」「長持ちする」「残った歯に優しい」入れ歯を作ることです。患者さまの悩みを解消し、気持ち良く入れ歯を使っていただけるための治療をご提案しています。入れ歯でお困りの方はお気軽にご相談ください。

（※2018年現在）

入れ歯治療においては、「しっかり噛めること」「作った入れ歯が長持ちすること」「残っている歯に優しいこと」を大事にしています。

この３つをふまえ、満足していただける入れ歯を作るために、入れ歯治療の最初の工程である型取りからこだわって行います。

当院では自費の入れ歯を作る際、まずお口の中の型取りを行い、その情報をもとに「個人トレー」という型取り専用の道具をオーダーメイドでお作りしています。

一般的に個人トレーは歯科技工所に発注されますが、当院では院内にある歯科技工室で作ることが可能です。そのため外注するよりも入れ歯の作製期間が短くでき、融通も利かせやすいというメリットがあります。

この個人トレーを使用して本格的な型取りを行うことで、より精密なお口の模型を作れるため、それを基にして作る入れ歯はお口によりフィットするのです。個人トレーの作製には、実は手間がかかるのですが、より良い入れ歯を作るため、当院ではこの手間を惜しみません。

個人トレーを使用して型取りをする際には、シリコンを主成分とする材料を採用。シリコンは変形が少ない素材なので、より正確にお口の中を再現した模型ができます。

また当院の入れ歯治療では、残った歯の状態も考えて治療を行っています。なぜなら、入れ歯がきちんと機能するためには、残った歯と上手く噛み合うことが大切だからです。

そのため当院では、残った歯のケアもしっかり行っています。虫歯や歯周病の治療が必要な場合は、まず治療することを提案をするなど、総合的にお口の中を拝見しながら、入れ歯を作っていきます。こうすることで、しっかり噛めて、より長持ちする入れ歯を作ることが可能になるのです。

当院では、入れ歯治療に携わる各分野の専門家が連携し、患者さまのお気持ちを踏まえた治療を心がけております。入れ歯治療においては、まず入れ歯に対するお悩みやご希望などを丁寧にヒアリング。その内容をもとに、患者さまのご希望に添った入れ歯の作製を進めていきます。

ヒアリングを担当するのは「トリートメントコーディネーター」です。トリートメントコーディネーターとは、日本歯科ＴＣ協会が、コミュニケーション力や歯科の知識を認めたスタッフ。患者さまと歯科医師の間に立ち、患者さまのお声にしっかりと耳を傾けます。歯科医師には直接聞きにくいことなども、お気軽にご相談ください。

ヒアリングの後はさまざまな検査を行い、入れ歯を設計し、歯科技工所に情報を伝達します。当院では入れ歯作製を得意とする歯科技工所に依頼をしており、入れ歯作製の専門家である歯科技工士とも協力しています。

ヒアリング、入れ歯治療、入れ歯作製、それぞれの専門家によるチーム医療を行っております。どうぞ、安心してお任せください。